「ガソリンスタンドで喫煙」=北京市、危険物取扱場所のずさんな管理が浮き彫りに―中国

Record China    2015年8月24日(月) 19時0分

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20日、危険物の管理に関して北京市当局は、同市のガソリンスタンドや石油タンク保管場所を抜き打ち検査。管理上の問題が浮き彫りとなった。写真はガソリンスタンド。

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2015年8月21日、中国・天津市の危険物を保管した倉庫が爆発した問題は多方面に影響を及ぼしており、天津港での危険化学物質のずさんな管理体制も明らかになった。危険物の管理に関して北京市当局は20日、同市のガソリンスタンドや石油タンク保管場所を抜き打ち検査。管理上の問題が浮き彫りとなった。北京日報が伝えた。

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検査員が石油タンク保管場所の責任者に「タンクから石油が漏れていた場合、どう対応する?」と質問すると、責任者は「少々お待ちください」と発し、分厚い緊急対応マニュアルのページをめくり始めた。責任者は「普段はよく訓練する」と弁明したが、検査員は「責任者として緊急時の対応に熟知していないのは大問題だ」と厳しく指導した。

このほか、ガソリンスタンドで消火訓練を実施した際、消火器を持って対応したのは店長のみで、他の従業員は反応せず、依然として給油を続けていた。さらに、同ガソリンスタンドでは灰皿が見つかっており、さすがの検査員も「ガソリンスタンドがたばこを吸っていい場所だと思っているのか?」と驚きを隠せなかった。(翻訳・編集/内山

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