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北京市内の地下鉄。乗車料金が一律2元に値下げされることが正式に決まった。乗客の利便性と公益性の向上が目的とされ、来年の北京五輪終了後もそのまま継続される見通し。
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2007年10月1日、北京市内地下鉄で一律2元制が採択されることが正式に決まった。専用定期の使用は今月いっぱいで終了する。
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先月26日、北京市政府は地下鉄の料金改定で公聴会を開き、出席者のほとんどが一律2元制の導入と専用定期の廃止に賛成であったという結果を受け、今回の実施に踏み切った。市内の地下鉄乗車切符は、乗車距離にかかわりなく一律2元で販売される。障害者、傷痍軍人などに適用されていた優待制度は今後も継続する。
現在北京市では五輪開催に向けて交通網の整備が進められており、今月7日にも新しく地下鉄5号線が開通する。今回の一律2元制導入も乗客の利便性と公益性の向上が目的とされており、これは五輪終了後もそのまま継続される見通しである。(翻訳・編集/BA)