朴槿恵大統領、9月訪中で日中韓3カ国首脳会談を中国側に提案へ=日本の「韓国軽視外交」をけん制―韓国紙

Record China    2015年8月20日(木) 15時22分

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19日、9月に予定している朴大統領の訪中について、韓国政府の高官は「中国側に日中韓首脳会談を提案するのは自然な流れだ」と話している。

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2015年8月19日、大公網によると、韓国の朝鮮日報朴槿恵(パク・クネ)大統領が15日、朝鮮半島が日本の統治から開放された70周年の祝辞で、安倍晋三首相の70年談話について、「少なからぬ人に残念な思いを抱かせた部分があったのは間違いない」としたものの、日本が国際社会に向け、歴史認識は揺るがないと明確な意思表示をしたことは注目されると述べたと伝えた。

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朴大統領はまた、「日本政府は一貫した誠意ある行動によって歴代内閣の歴史認識を継承していくべきだ」としており、予想よりも冷静な評価を行った。韓国は、2012年5月以来中断したままとなっている日中韓首脳会談の年内開催に向けて動いているが、日中関係を重視する日本は開催に積極的なものの、中国はいまだ態度を明確にしていない。

韓国政府の高官は「9月の訪中で、朴大統領が中国側に3カ国首脳会談を提案するのは自然な流れだ」と話しており、首脳会談が韓国主導で開催された場合、「日中関係が改善すれば日韓関係もおのずと改善する」と考える安倍政権の「韓国軽視外交」をけん制する外交カードになるとみている。さらに、北東アジアの安定と日韓関係の改善に向けて3カ国首脳会談を開催すべきだとする米国の立場にも一致している。

韓国の外交消息筋は、「朴大統領の中国訪問は難しい決断を下したことを意味する」と指摘。そのため、中国側もそれ相応の態度を示すはずだとし、「3カ国首脳会談以外にも韓国は北朝鮮に向けたメッセージなど、日本が追随せざるを得ないような議題も用意すべきだ」と話している。(翻訳・編集/岡田)

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