2015年8月18日、韓国・KBSによると、日本による植民地時代、北海道に強制徴用されて犠牲になった朝鮮半島出身者115人の遺骨が韓国に返還されることが分かった。

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ある日本メディアによると、日本と韓国の市民団体が設立した強制労働犠牲者追悼・遺骨奉還委員会は17日、「太平洋戦争中に北海道に徴用され、強制労働などにより犠牲となった朝鮮半島出身者115人の遺骨を韓国に返還する」と発表した。9月20日にソウルで納骨する予定だという。

委員会の共同代表である殿平善彦住職は「戦後70年を迎えたことを記念し、遺骨を返還することに決めた。韓国の市民に協力してもらい、東アジアの人々と和解したい」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「遺族たちはどれほどつらかっただろう？」

「良心を持つ方々がいてくれて本当に良かった」

「一つ一つの出来事を記録し、日本の歴史歪曲（わいきょく）によって真実が消えてしまわないように、しっかりと後世に伝えていかなければならない」

「韓国国民は今でも強制動員されているけどね」

「韓国政府は今まで、予算問題などを理由にこの問題に取り組んでこなかったが、見かねた市民団体が取り戻してくれた。政府がそんなんだから、国のために犠牲になろうという若者がどんどん減ってしまうんだ」

「政府ではなく市民団体？韓国は無政府国家だったの？」

「安倍首相の夢に出て、謝罪を要求してほしい」

「協力してくれた日本の方々に感謝！」

「強制徴用の証拠はたくさん残されているのに、安倍首相は自分の見たいこと、聞きたいことしか受け入れない。まるで感情のないロボットのようだ」

「日本はちゃんと保管していたんだね。少しだけ救われた。これを機に、日本と韓国の距離が縮まりますように」（翻訳・編集/堂本）