日本政府の「竹島切手を貼った郵便物受け取り拒否・返送」閣議決定=「日本人は心が狭い」との韓国ネットに、「韓国に言われたくない」と日本ネット反論

Record China    2015年8月20日(木) 8時49分

拡大

19日、独島(日本名:竹島)の領有権を主張する韓国が発行した「独島切手」の貼られた郵便物の受け取りを日本政府が拒否することをかつて閣議決定までしていたとの韓国側報道が波紋を呼んでいる。写真はソウル金浦空港にある竹島の模型。

(1 / 2 枚)

2015年8月19日、独島(日本名:竹島)の領有権を主張する韓国が発行した「独島切手」の貼られた郵便物の受け取りを日本政府が拒否することをかつて閣議決定までしていたとの韓国側報道が波紋を呼んでいる。

その他の写真

韓国・中央日報によると、韓国は1954年9月、「独島切手」の発行を開始したが、日本政府はこの切手の貼られた郵便物の受け取り拒否と韓国への返送を閣議決定したという。韓国の切手コレクターらが作る社団法人韓国郵趣連合のラ・ジェアン会長はこれについて、「世界的に見ても例のないこと。当時発行された切手は、独島が韓国領土であることを立証する証明書になっている」とコメントしている。同切手は2002年以降も数回発行されているが、1954年発行の切手は希少価値が高まり、1枚1万ウォン(約1050円)以上で取引されているという。

これについて韓国人ネットユーザーからは「独島切手が貼られた郵便物だけを選んで受け取りを拒否するとは、日本の(郵便物仕分け)レベルはすごい」「世代が代わっても行動が一貫しているなんてすごい民族だ」と半ばあきれながらも、「日本人は心が狭い」「韓国の紙幣にも独島を載せよう」「対馬切手も作って世界各国に送ろう」などと日本側の対応を批判する声が相次いだ。

日本人ネットユーザーの反応は、「日本から盗んだ竹島の切手が日本で通用すると思っていること自体がおかしい」「国としては当たり前の対応だろう」とのコメントに集約されそう。韓国政府が2012年8月、野田佳彦首相(当時)の李明博大統領宛親書の受け取りを拒否、日本に返送した事実を思い起こさせるだけに、「そんな国から『心が狭い』などと言われたくない」との声も出てきたのも当然だ。冷静に考えてみれば、「稚拙な対応」としか思えないことが実際に起きているのが現在の日韓関係。「独島切手の上から日本領土竹島スタンプを押せばよい」とのコメントに思わずうなずいてしまった編集子の反応も幼稚かもしれない。(編集/KO)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携