2015年8月17日、韓国・聯合ニュースによると、外務省が日本の植民地支配や侵略について説明した公式ホームページの記載を削除していたことが分かった。

【その他の写真】

削除されていたのは、外務省ホームページの「歴史問題Q＆A」で、日本が戦時中に植民地支配や侵略を行ったことや、これについて日本が痛切な反省と心からのおわびを常に胸に刻んでいるとの内容が含まれていた。また、極東軍事裁判（東京裁判）に関する日本政府の立場、慰安婦問題に対する政府見解なども掲載されており、削除された部分は、村山談話における歴史認識に基づいた内容とみられる。

外務省は、安倍晋三首相が14日に発表した戦後70年談話との整合性を取るため掲載内容の修正を検討しているとみられ、日本メディアの取材に対しては、「（削除は）あくまで一時的な措置であり、できるだけ早く改訂し再掲載したい」としている。

これについて、韓国のネットユーザーからは反発のコメントが多数寄せられている。

「歴史は消そうとしてもなくならないよ。哀れな民族だ」

「こんなことをされても黙っている韓国。涙が出る」

「ずいぶん堂々とやってくれるな。米国にも文句を言われないからって、暴れ放題だ」

「朴槿恵（パク・クネ）大統領がでまかせを言ったばかりに、もう効果が出たね」

「日本との間に希望なんて持てない。国交断絶した方がまし」

「何をされても、大使を呼んで強く抗議した、というニュースが出るくらいだろう」

「談話によって歴史が変わるなんて、本当にとんでもない国だな」

「日本人らしいね。ずる賢さはどうしようもないみたいだ」

「政府がきちんと戦略を立てて対応してほしい。学校で歴史を正しく教えるとか。これでは、数十年後に独島（日本名：竹島）を渡すことになるかと心配だ」

「朴大統領の反応を見て、削除しても大丈夫だと判断したんだろう」

「戦犯の子孫たちには何も期待できない。こういうことにいちいちムカつくよりも、無関心でいる方が良い」（翻訳・編集/和氣）