中国の70〜80代は100%「骨が危ない」?骨粗鬆症協会が予防を呼び掛け―中国

Record China    2007年9月30日(日) 11時1分

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2007年9月27日の報道によると、「中国高齢者骨粗鬆症協会」は「中国では70〜80歳以上のお年寄りの骨粗鬆症発症率はほぼ100%近い高率」と警告。予防のためカルシウム摂取などを呼び掛けている。

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2007年9月27日の報道によると、「中国高齢者骨粗鬆症協会」は「中国では70〜80歳以上のお年寄りの骨粗鬆症発症率はほぼ100%近い高率」と警告。「50歳を過ぎたら予防を」と注意を呼び掛けている。

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現在、世界中で約2億人が骨粗鬆症を患い、その発症率は一般に見られる多発性の病気の中で7番目に位置している。50歳以上の中高年層のうち、女性は3分の1、男性は5分の1に骨密度低下の危険性があるという。

同協会によると、中国の骨粗鬆症患者は人口全体の6.97%を占め、そのうち、女性患者は男性の4倍にも上る。劉忠厚(リュウ・ジョンホウ)主任教授は、「中国では70歳から80歳以上の高齢者は、ほぼ100%近くが多かれ少なかれ骨粗鬆症を発症していると言っていい。軽微な症状は肩や背中のコリ、痛みだが、進行すれば骨が変形し背中が曲がったり、骨折したりする」と話す。

同協会は、「健康でいつまでも若く、中国に元気を」をスローガンにさまざまな予防・啓発活動を展開しており、具体的には「50歳以上の人は毎日1200mgのカルシウムを摂取し、戸外での活動を増やすなどなるべく太陽の光にあたるように」とアドバイスしている。(翻訳・編集/hejian)



   

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