大麻が招いた不運、降板作がメガヒットの俳優コー・チェントン「少しつらかった」―台湾

Record China    2015年8月15日(土) 13時10分

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14日、中国映画で最高のヒット作となった「捉妖記」を逃した台湾の俳優コー・チェントンが、「確かに少しつらかった」と語っている。写真はコー・チェントン。

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2015年8月14日、中国映画で最高のヒット作となった「捉妖記」を逃した台湾の俳優コー・チェントン(柯震東)が、「確かに少しつらかった」と語っている。東森新聞網が伝えた。

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中国で上映中のファンタジー時代劇「捉妖記」が、空前のメガヒットを記録。興行収入が中国映画では初めて20億元(約389億円)を突破し、目下のところ「最も売れた中国映画」となっている。

もともとこの映画では、俳優コー・チェントンが主役に抜てきされていた。しかし昨年8月、大麻使用が明るみになったことで降板が決定。中国の若手俳優ジン・ボーラン(井柏然)を代役として撮り直しが行われた。

自分の愚行が大きな魚を逃してしまった形になったが、コー・チェントンは代役起用を知った当時の心境について、「確かに少しつらかった」と語っている。しかし「捉妖記」が素晴らしい作品になると分かっていたため、「できるだけ早くみんなに見てもらうには、それが最もいい方法だと思った」と話している。

映画を製作した安楽電影公司(Edko Films)では、コー・チェントン版「捉妖記」のDVDをファンに提供する計画をしていると報じられたばかり。これについては、喜びとともに、ぜひ自分の主演した作品を見てみたい思いがあるという。

代役に起用されたジン・ボーランとは、中国版ツイッターを通じてつながりがあるという。彼とはこの降板劇を通じて知り合ったといい、「かなり気が合う。いずれ共演してみたいと、お互いに話している」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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