人民元切り下げ、韓国の破綻リスクが過去半年間で最高に=株価指数も2000を割る—韓国メディア

Record China    2015年8月14日(金) 10時30分

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13日、中国人民銀行(中央銀行)は3日連続で人民元の切り下げを行った。これに連動して韓国ウォンも下落し、韓国のデフォルトリスクがここ半年で最大の水準に高まっている。

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2015年8月13日、韓国・聯合ニュースによると、中国人民銀行(中央銀行)は3日連続で人民元の切り下げを行った。これに連動して韓国ウォンも下落し、韓国のデフォルトリスクがここ半年で最大の水準に高まっている。環球網が伝えた。

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韓国へのダメージが他国と比較して際だって大きいのは、同国の中国への依存度が相対的に高いことが原因だとの分析がある。

国際金融市場と金融情報サービスのマークイットによると、韓国の5年物の外国為替平衡基金債券を保証するCDSスプレッドは63.10bp(1bp=0.01%、高いほどリスクが増大)に上昇、今年2月12日以来の高水準となり、前月比で22.5%上昇している。統計の対象となった53カ国のうち、韓国よりCDSスプレッドの上昇率が高かったのはタイだけだった。

また、対米ドルのウォン安も著しく、12日には前日比2.36%の下落となる1ドル 1190.8ウォンとなり、2011年10月4日以来の安値となった。また、11日の韓国総合株価指数KOSPIは前日から1.38%下落し、2000ポイントを割った。

1994年の人民元の切り下げの後も中国の貿易黒字は拡大し、韓国とタイの貿易赤字が大幅に増大した。人民元の切り下げはウォンを始めとするアジアの国家資産にマイナスの影響を与えるとの指摘がある。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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