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10日、米ビジネス・インサイダーは、中国軍当局が、航空機の離着陸が可能な巨大な人工浮島(メガフロート)を南シナ海に建造することに期待をかけていると報じた。写真は南シナ海。
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2015年8月11日、中国・環球網によると、10日付の米ビジネス・インサイダーは、中国軍当局が、航空機の離着陸が可能な巨大な人工浮島(メガフロート)を南シナ海に建造することに期待をかけていると報じた。
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米海軍のリポートによると、中国のセメント大手・冀東発展集団は今年7月、北京で開かれた防衛成果展示会で、国産初となる超大型浮体式構造物の初期デザインを発表した。多数の小さな浮動モジュールからなり、海上でより大きな浮遊プラットフォームを組み立てることができるというものだ。この巨大な人工浮島は、観光目的のほか、フローティング空港や軍事基地にも利用できる。
中国がこの浮島を開発する真の狙いは、軍事基地として利用することだ。このレゴブロックのような海上プラットフォームは、従来の空母より多くの戦闘機や物資を収納できるだけでなく、大型の航空機が離着陸可能な1000〜2500メートルの滑走路を持つこともできる。
中国当局はこれまでのところ、いかなる海上浮遊体の建造についてアナウンスしていない。だが北京の防衛成果展示会は、南シナ海でハードパワーを示そうとしている中国のハイエンドな防衛概念への関心の高さを表すものでもある。(翻訳・編集/柳川)
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