韓国の30代「マイホーム諦め輸入車購入へ」=「虚勢ばかり張って情けない」「賃金水準が低すぎて住宅は買えない」―韓国ネット

Record China    2015年8月12日(水) 5時12分

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8日、韓国・ノーカットニュースは、韓国の30代の消費傾向が変化している現状を伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウル。

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2015年8月8日、韓国・ノーカットニュースは、韓国の30代の消費傾向が変化している現状を伝えた。

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韓国鑑定院が先ごろ発表した「2015年上半期不動産市場動向」によると、今年上半期の住宅販売取引量は61万件で、前年同期比で29%増加し過去最大を記録した。だが、年齢別の住宅売買取引の割合を見ると、20〜30代の取引量は減少している。今年上半期の30代以下の取引の割合は29.6%で、前年同期の31.4%より1.8ポイント減少した。住宅市場の危機説が出回った12年上半期の35.1%に比べても5.5ポイント減少している。

住宅取引市場で30代以下の世代の占める割合が減少しているのに対し、外国産の輸入車市場ではむしろ増加している。韓国輸入自動車協会によると、昨年、国内で登録された新規の輸入車は11万7360台となり、13年の9万3933台に対し24.5%急増した。輸入車の年齢別登録状況は、30代が4万4652台で11年の2.3倍となり、平均増加率を上回った。輸入車所有車に占める30代の割合も、昨年は38%となり11年の34.5%から3.5%増加した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「韓国で走っている輸入車の多くがリース車だ。ナンバープレートには違いがないが、実際にはリース会社所有の車だ。現金で買うことができる金持ちが増えたのではなく、庶民が金持ちをまねしているだけだ」

「確かに30代で輸入車だけ持っていて持ち家のないやつらが多く出てきた。全く生意気だ。能力もないのに虚勢ばかり張っている情けないやつらだ」

「月200万ウォン(約21万円)の給与で、どうやって3〜8億ウォン(約3200〜8500万円)の家を買う?」

「世界的に見て韓国の住宅価格が異常に高いわけではないと思うが、賃金水準が低すぎて住宅は買えないのが現状だ」

「家がないのに輸入車を買うのは理解できない」

「とにかく韓国の記事には一貫性がない。先日は、30代の若者が無理に融資を受けて家を購入しているという記事を見た記憶がある」

「30〜40代はすぐに通り過ぎる。老後のことを考えて若いうちから準備しておくことが必要だぞ」

「個人にとっては、輸入車よりも住居のほうが重要なのにね」

「家は時間がたつと価値が上がる可能性もあるが、車は価値が下がるばかりだ。家を買う方がよい」

「輸入車に騙される女性がいることも問題だ」(翻訳・編集/三田)

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