2015年8月7日、韓国・聯合ニュースは、「植民地美化などで物議を醸している右翼性向の歴史教科書が日本全国の教育現場で普及する兆しを見せている」と報じた。

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韓国メディアから「右翼性向」と指摘されているのは、育鵬社の教科書。日本メディアによると、大阪市教育委員会は5日、市立中学校で2016〜2019年度に使用する教科書に育鵬社の教科書を採用する決定を下した。また横浜市教育委員会も5日、中学校の歴史教科書に現在使っている育鵬社の教科書を継続して使用することとした。全国で都市人口2位の横浜と3位の大阪の両都市の市立中学校生徒数は合計13万5000人で、日本全体の中学生の約4％に相当する。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「植民地支配を美化した教育をして、再び植民地支配をするのか？」

「正しい歴史的事実を記載すべき教科書が変質していくという事実を目の当たりにして心が痛い」

「韓国政府は何をしている。ただ成り行きを見守るだけか」

「大阪といえば、李明博（イ・ミョンバク）の故郷ではないか」（※大阪市平野区生まれ）

「朴正煕（パク・チョンヒ）を美化する韓国の歴史教科書はどうする？」

「現職大統領の妹（朴槿令）も日本を賛美しているぞ」

「日本の歴史教科書だから、自国の歴史を美化するのは当たり前だろう。それより親日売国した高木正雄（朴正煕元大統領）の娘（朴槿恵大統領）が大統領を務め、その妹（朴槿令）が日本に申し訳ないと言う。まず親日清算が必要だ」

「韓国のニューライト（新保守運動）教科書を見てみろ。日本の教科書よりもっとひどいぞ」（翻訳・編集/三田）