台湾女性の訴え実る、大阪の区役所が「中華人民共和国台湾省から転入」を「台湾から転入」に訂正―台湾メディア

Record China    2015年8月8日(土) 12時18分

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6日、台湾中央通信社によると、台湾女性が日本籍の子どもの住民票に「中華人民共和国台湾省から転入」と記載されていたとして大阪の区役所に訂正を求めていた問題で、区役所側が訂正に応じたことがわかった。写真は台湾の旗。

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2015年8月6日、台湾中央通信社によると、台湾女性が日本籍の子どもの住民票に「中華人民共和国台湾省から転入」と記載されていたとして大阪の区役所に訂正を求めていた問題で、区役所側が訂正に応じたことがわかった。

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報道によると、女性は先月28日に区役所で子どもの住民票を申請したところ、住民票には「中華人民共和国台湾省から転入」と記載されていた。怒り心頭の女性は職員に説明を求めたが、「お子さんは日本国籍なので、このように表記するしかありません」と言われ、訂正してもらえなかった。その後、女性は再び区役所に連絡し、「これでは住民票と私のパスポートが一致しない。『中華人民共和国』の文字を削除してほしい」と訴えたが聞き入れてもらえず。女性はさらに「台湾人にこんなことをするのは、日本人にとって『大韓民国日本省』と表記されるようなものだ」と訴えたが、職員は謝罪したものの訂正には応じられないと説明していた。

しかしその後、この問題について女性と区役所が話し合った結果、「台湾から転入」に訂正できることになった。女性はフェイスブック上で山際澄夫議員や台湾当局の駐大阪事務所、日本李登輝友の会などの支援に感謝を示し、「役所は各区役所に通知を出すと言っていた。同じような問題に直面している人は訂正してもらえますよ」と投稿している。訂正の際には台湾駐大阪事務所の職員が同席しており、「区役所の職員は謝罪の言葉を伝えてきた」と話しているという。(翻訳・編集/北田

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