ジャッキー・チェンが勧める「留置所入り」=「法律を冒涜」メディアが批判―中国

Record China    2015年8月8日(土) 10時50分

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7日、ジャッキー・チェンがこのほど、精神修養の場所として「留置所に入ったほうがいい」と発言したことについて、中国メディアが批判している。写真はジャッキー・チェンとジェイシー・チャン。

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2015年8月7日、ジャッキー・チェン(成龍)がこのほど、精神修養の場所として「留置所に入ったほうがいい」と発言したことについて、中国メディアが批判している。新京報が伝えた。

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ジャッキー・チェンがこのほど、AP通信のインタビューで語ったもの。息子で俳優ジェイシー・チャン(房祖名)が昨年、大麻騒動を起こし、約半年にわたって留置所生活を過ごした。これについてジャッキーは「留置所は決して悪い場所ではない」とし、自分を含めて、多忙な生活を送る裕福な人々に対し、「時間をつくって留置所に入ることが必要だと思う。今の時代、誰もがあまりに忙しすぎる」とコメント。山にこもり精神修養するのと同じ意味を込めて、そのように語っている。

このコメントに対し、「留置所や刑務所は自分が経営しているのか?」「法に触れてまで入所しろと言うのか?」「だったら自分が手本を示せばいい」などと、世間をはじめ中国メディアから批判の声が上がっている。

新京報の報道では、「あくまでも犯した罪や人生への代償であり、『男に生まれたなら一度は経験すべき』というようなことではない」「法律に対する一種の冒涜(ぼうとく)だ」として、ジャッキーの言葉を批判的に伝えている。(翻訳・編集/Mathilda

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