2015年8月7日、「国を最もうまく率いた大統領」として、韓国国民の44％が現朴槿恵（パク・クネ）大統領の父親・朴正熙（パク・チョンヒ）元大統領を選んだとの調査結果が出た。韓国・ファイナンシャルニュースなどが伝えた。

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韓国ギャラップが韓国の成人2003人を対象に調査したところ、歴代大統領（現大統領を除く）のうち「国を最もうまく率いた」として最高評価を受けたのは朴正熙元大統領（1963〜79年）で、回答の44％を占めた。次いで盧武鉉（ノ・ムヒョン）氏（2003〜08年）が24％だった。朴正熙氏は50代以上の支持が、盧武鉉氏は20〜30代の支持が多かった。

また、「大統領として功績が多い」とされたのは、朴正熙氏が67％で最多、次いで盧武鉉氏（54％）、金大中（キム・デジュン）氏（50％）、反対に「過ちが多い」とされたのは、李明博（イ・ミョンバク）前大統領が64％で最多だった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられている。

「すべての政権を経験した世代が朴正熙を選んだことがとても興味深い」

「朴正熙時代を知らない10〜30代が朴正熙を選べるはずがない」

「高速道路建設、国家山林化事業、浦項製鉄所建設、セマウル運動（農村などで展開された経済改革運動）…実績で考えれば、朴正熙が1位なのは当然」

「盧武鉉の業績って何かあったか？」

「200％共感！生活は苦しかったけど、朴正熙時代は人間らしい暮らしができた」

「独裁は嫌だけど、朴正熙が国の基本を造ったことは、やっぱり見事だと思う」

「朴正熙大統領がいなかったら、韓国は貧しさにあえぐアジアの一国家にすぎなかったはず」

「朴正熙時代を生きた人で、朴正熙を悪く言う人を見たことがない」

「やはり若年層からは投票権を奪うべきだ。盧武鉉がなぜ2位に入る？」

「誰であっても、現大統領よりは国を改善してくれたよ。独裁ではあったけど」

「大統領には何よりもまず強力な推進力が必要だ」（翻訳・編集/和氣）