2015年8月6日、大ヒットした映画「西遊記〜はじまりのはじまり〜」の第2弾「西游・降魔篇2（仮）」がクランクイン。監督のチャウ・シンチー（周星馳）はプロデュースに回り、主演の顔ぶれも一新している。聯合報が伝えた。

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中国だけで興行収入12億4500万元（約250億円）を記録し、世界的にも中華圏発の映画としては最高記録を樹立したメガヒット作。第2弾「西游・降魔篇2」が6日、クランクインしたことが明らかになった。

第2弾では、前作のチャウ・シンチー監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、ツイ・ハーク（徐克）監督がメガホンを取る。女優スー・チー（舒淇）および俳優ウェン・ジャン（文章）、ホアン・ボー（黄渤）の主演3人は姿を消しており、中国の女優ヤオ・チェン（姚晨）、若手俳優のケニー・リン（林更新）、韓流男性グループ・EXOの華人メンバーだったクリス（呉亦凡/ウー・イーファン）が新たに起用されている。

注目はチャウ・シンチーとツイ・ハークが異例のタッグを組むことだ。特にチャウ・シンチーは人間関係におけるトラブルのうわさが多いだけに、個性の強い監督同士が火花を散らすこともあるのでは、と懸念されている。しかし、ツイ・ハーク作品の名プロデューサー、シー・ナンスン（施南生）氏は、「考えの違いはあるだろうが、試してみる価値がある」と、不安より期待が大きいことを語っている。（翻訳・編集/Mathilda）