愛称「ビッグエッグ」、世界最大級の「国家大劇院」がついに完成！中秋節にテスト公演―北京市

2007年9月25日、中秋節を迎えたこの日、落成したばかりの劇場「国家大劇院」でテスト公演が行われた。

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上演されたのは中央バレエ団によるバレエ劇「紅色娘子軍」。劇場の設計者であるフランス人建築家ポール・アンドリュー氏のほか、建設者や建設のために立ち退いた元住民らが招待され、記念すべき初公演の観客となった。

国家大劇院はコンサートホール、中国古典劇場、オペラハウスが併設された巨大な劇場。2001年12月に着工し、総工費約30億元（約480億円）をかけ、北京のど真ん中、人民大会堂と天安門広場に隣接する一等地に完成した。建物の周囲には3．55万平方メートルの人工湖が取り囲んでおり、水面に巨大な卵が着水したような外観は「ビッグエッグ」の愛称がついた。(翻訳・編集/藤野)