2015年8月5日、中国・環球時報によると、韓国ソウル市の朴元淳（パク・ウォンスン）市長は同紙の取材に応じ、同市を訪れる中国人観光客を対象に期間限定で「1つ買うともう1つおまけ」「1泊するともう1泊無料」などの特典を提供する考えを明らかにした。

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同市長は、中東呼吸器症候群（MERS）の影響で減少した中国人観光客を呼び戻すため、2日から広州、上海、北京の3都市を訪問し、街頭で観光PR活動を展開するほか、大手旅行社や関連の当局者らと面会している。

同市長は、環球時報の取材に応じ、「ソウルを昨年訪問した外国人観光客1200万人のうち4割超が中国人だった。今年はMERSの影響もあり、その割合は2割まで減少している」とした上で、「当面の目標は、中国の国慶節連休（10月初旬）までに、中国人観光客を例年の水準まで呼び戻すことだ」と述べた。（翻訳・編集/柳川）