南アとの貿易好調、輸出50％増、輸入19％増―中国

2007年9月25日、北京市で開催された中国−南アフリカ経済貿易討論会で、中国にとって南アがアフリカで最大の貿易相手国であることがわかった。1997年の国交正常化以来、両国間貿易が急速に発展し、南アにとって第2の輸入国、中国にとって第6の輸出国となった。

2006年の税関統計によると、両国間の貿易額は99億米ドルに上り、前年比36％増。中国の対南ア輸出額は50％増の58億米ドル、輸入額は19％増の41億米ドルだった。

討論会に出席した南アフリカのプムズィレ・ムランボ＝ヌクカ副大統領は「南アは天然資源が豊かで、目下、中国とは鉱工業分野の協力が中心。第三次産業のレベルも高く、中国企業にとって投資のチャンスに溢れる国だと思う。さまざまな形での投資を歓迎する」と述べた。（翻訳・編集/WF）