2015年8月2日、安倍政権が成立を進める安全保障関連法案に反対し、高校生らのグループが東京・渋谷でデモを行ったことについて、韓国・MBCテレビが伝えた。

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高校生らはSNSを通じて集まり、公園での反対集会や街中でのデモ行進を行った。一部では「高校生は学業に励むべき」といった批判もあったが、ある女子高校生は、「高校生になったら自分で考えて行動してもいいのかな」との考えからデモに参加したと語った。また、別の男子高校生は、安倍晋三首相は「徴兵制の導入はあり得ない」と断言しているものの、経済的事情などにより自ら志願せざるを得なくなるような「経済的徴兵制」への不安を語った。

安保法案をめぐっては、ベビーカーを伴った「ママグループ」や、大学生らのグループも反対を叫ぶデモを行ったと韓国内でも報じられており、今回の報道にも、韓国のネットユーザーから多くの反響が寄せられている。

「一度徴兵制になったら特攻もあり得る。一生懸命に反対を」

「不安だろうな。徴兵制がどんなものか、体で味わうことになるんだ」

「これは政治家や国民皆が注視すべき事態だ」

「先進国の日本だから、徴兵制を導入したら男だけということにはならないだろう」

「戦争法案が通過したら、韓国をばかにていた日本の右翼も、韓国と同じように徴兵される」

「やっぱりみんな軍隊には行きたくないんだね」

「韓国を見れば分かるだろうけど、青春の盛りでの徴兵は人生に相当のダメージだ。日本人は自分のためにも法案成立を防げ」

「歴史は繰り返される。日本は戦争準備をしている」

「歴史を繰り返さないための反対ではなく、ただ徴兵制に反対しているのでは？」

「徴兵制が導入されたら、日本全国で暴動が起きて安倍政権がつぶれるだろう」

「安倍首相を支持して選んだのはついこの間だろうに。韓国も日本も、どっちもどっちだな」（翻訳・編集/和氣）