2015年7月31日、韓国・ニューシスによると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の妹である朴槿令（パク・クンリョン）氏が慰安婦問題などの歴史問題に関して「日本に謝罪を要求し続けるのは不当」と発言したことに対し、韓国の与野党から批判が相次いでいる。

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日本を訪問中の槿令氏はこのほど、日本メディアでの特別対談で、「慰安婦問題について、日本に謝罪を要求し続けるのは不当」、「靖国神社参拝を批判するのは内政干渉だ」などと発言した。

これについて、韓国与党・セヌリ党の幹部は同日、韓国メディアのインタビューに対し、「日本側のゆがんだ歴史認識に惑わされたようだが、公人として適切でない」と指摘した。また、韓国野党・新政治民主連合の朴洙賢（パク・スヒョン）報道官は同日のブリーフィングで、「これ以上の妄言はない。河野洋平元官房長官でさえも、慰安婦問題を歪曲（わいきょく）しようとする日本の自民党に『歴史を認め謝罪するのが当然だ』と言っているのに、大韓民国大統領の妹が安倍政権の肩を持つような発言をするなんて、絶対にあってはならないこと」と述べた。李彦周（イ・オンジュ）報道官も「大統領との関係を無視したあきれた行動」と批判。「槿令氏は日本政府の報道官のようだ。歴史の中で積み重なった韓国国民の『恨』の感情を全く分かっていない」と強く批判した。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本人よりも最低なやつだ。雷に打たれてしまえ！」

「槿令氏の発言は本当にひどい。大統領府がしっかりと管理するべき」

「何も言わずに、静かに日本に移民してほしい」

「自分の妹が同じ発言をしたら、国家反逆罪で訴える。朴大統領は何しているんだ？」

「朴槿令のような人と同じ国に住んでいるということが恥ずかしい」

「元慰安婦がこのニュースを見たら倒れるかもしれない。朴槿令の頭の中は一体どうなっているのか気になる」

「靖国神社内に小さな家を建てて、一生そこで暮らせ。韓国にいたらお姉さんが苦労する」

「姉が言いたくても言えないことを、代わりに妹が言ってあげたのだろう」（翻訳・編集/堂本）