安倍首相側近「戦争の歴史、外交に利用させるな」、村山元首相は談話の堅持を要求―英メディア

Record China    2015年7月31日(金) 11時48分

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28日、安倍首相の特別補佐を務める萩生田光一氏は、戦争の歴史を他国が外交に利用することを許してはならないと語った。一方、1995年に「村山談話」を発表した村山元首相は、決して謝罪の態度を変えないよう求めた。

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2015年7月29日、ロイターによると、安倍首相の特別補佐を務める萩生田光一氏は28日、戦争の歴史を他国が外交に利用することを許してはならないと語った。一方、1995年に「村山談話」を発表した村山元首相は、決して謝罪の態度を変えないよう求めた。30日付で環球網が伝えた。

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安倍首相は、村山談話を含む「おわび」を引き継ぐとしつつ、新しい未来志向の談話を出す意向を見せている。安倍首相に近い人々からは、終わることのない謝罪をやめることで、戦後日本の平和への貢献に目を向けさせるべきだとの声が上がっている。

萩生田氏は、「他国は日本への謝罪要求を政治的切り札としている。説得力が必要だということで、文書にして謝罪することを求めている」として、「安倍首相がそれに迎合すれば、政治的カードとして永遠に使われ続ける」と述べた。

中国と韓国は安倍首相が謝罪を希薄化することに反対の姿勢を見せている。日本国内では反安倍派から、歴史の見方を変えるような態度をやめるべきだとの声が上がっている。村山元首相は安倍首相に対し、前任者たちの足取りを慎重に踏襲するよう求めているが、「首相は別の考えを持っているようだ」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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