市内のタクシー運転手に禁煙義務、違反には罰金も―北京市

Record China    2007年9月24日(月) 10時51分

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近づく五輪開催に備え、北京市内のすべてのタクシー運転手に、勤務中はタバコを吸わないという義務が課される。違反は、最高で200元(約3000円)の罰金。

2007年9月24日。北京市内のすべてのタクシー運転手に、勤務中はタバコを吸わないという義務が課されることが決まった。市内のすべてのタクシーには“禁煙”というステッカーが貼られ、運転手がタバコを吸っているところを発見したら、乗客はすぐに通報できることになっている。

違反が発覚した場合には、最高で200元(約3000円)の罰金。北京市内は初乗り10元(約150円)ほどで、200元というのはかなり痛い出費だ。乗客の車内での喫煙については今のところ明確な罰則はないが、運転手は乗客に乗車中は喫煙を控えるように勧める義務がある。

これらはすべて五輪開催に備えてのことだ。北京市衛生局では、こうしたことが市民一人一人の環境への意識を高め、国内外の五輪観戦客に「清潔、健康、快適、マナーある北京タクシー」をアピールすることにつながるとしている。(翻訳・編集/BA)

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