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22日、広東省広州市内のバスに試験的に設置した監視カメラが予想以上の成果を上げたことから、年末までに市内すべてのバスおよそ8000台に合計2万6000台の監視カメラを順次設置することになった。
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2007年9月22日、広東省広州市内のバスに試験的に設置した監視カメラが予想以上の成果を上げたことから、年末までに市内すべてのバスおよそ8000台に合計2万6000台の監視カメラを順次設置することになった。来年2月1日の時点でカメラ未設置のバスは運行できないことになる。
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テストでは、バス1台に3つの監視カメラを設置し車内の様子を撮影、コントロールセンターで録画したところ、車内でのトラブルが減少したのはもちろん、ある会社では車内で切符を販売する車掌の‘売り上げ横領’が前年比100%減という予想外の効果を見せた。
カメラが犯罪の抑止力となり、万一車内で犯罪が発生しても録画をもとに事実の確認や容疑者特定がしやすくなるため、利用者に安心感が広がっている。またバス会社も車内の混雑状況を把握して、運転間隔の調整や混雑解消に役立てるということだ。(翻訳・編集/WF)