2015年7月29日、中国・銭江晩報によると、韓国が中東呼吸器症候群（MERS）の騒動で足が遠のいた中国人観光客を呼び戻すため、あらゆる知恵を絞っている。

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韓国政府はまず、3つのビザ優遇政策を発表した。1つ目は、7月6日〜9月末まで、中国など団体観光客のビザ手数料15ドル（約1800円）を免除する。そして、今年3〜6月に発給されたビザの有効期間を従来の3カ月から6カ月に延長する。さらに、日本の団体観光ビザを持つ中国人観光客を対象に15日間を上限にノービザ滞在を認めるというものだ。

韓国第2のエアライン、アシアナ航空は先ごろ、中国の旅行会社関係者らを韓国に招待し、朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長がガイド役を務めた。

また、冬のバーゲン期間を8月に前倒しすることも検討している。中国人になじみの韓流スターを起用し、PRフィルムを制作する計画もある。（翻訳・編集/柳川）