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21日、中国では毎年約10万人が受動喫煙により死亡していることが分かった。また、50歳以上のうち、非喫煙者が副流煙により慢性閉塞性肺疾患(COPD)にかかり死亡する数は将来190万人以上に上る見込み。
2007年9月21日、中国では毎年約10万人もの人が受動喫煙により死亡していることが分かった。南方日報が伝えた。
これは広州市第十二人民医院が発表したもので、広州市、香港、イギリスの合同研究で明らかになったのだという。研究によると、中国では現在、毎年約10万人が受動喫煙が原因で死亡しているという。
研究では、広州市の50歳以上の人口のうち、非喫煙者が仕事場や家などで受動喫煙し、それが週に40時間に達し、5年以上続いた場合、慢性閉塞性肺疾患(COPD)にかかる危険性は48%増加すると指摘している。これによると、50歳以上の人口のうち、非喫煙者が副流煙によりCOPDにかかり死亡する人の数は将来190万人以上に上る計算になるという。(翻訳・編集/藤野)
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