まさに「泥沼」状態、ロッテグループの相続問題にあきれる韓国ネット=「ロッテって日本企業でしょ?」「人の欲には終わりがない」

Record China    2015年7月29日(水) 10時12分

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28日、韓国・聯合ニュースは、ロッテグループ内で繰り広げられている経営権紛争について伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウルのロッテマート。

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2015年7月28日、韓国・聯合ニュースは、ロッテグループ内で繰り広げられている経営権紛争について伝えた。

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グループ創業者兼総括会長の辛格浩(シン・キョクホ)氏の長男・辛東主(シン・ドンジュ)前日本ロッテグループ副会長兼代表取締役は昨年12月26日、日本ロッテ副会長、ロッテ商事副会長兼社長、ロッテアイス取締役から解任されたのに続き、今年1月8日、日本のロッテホールディングス取締役を退任した。その後、創業者である辛格浩総括会長の次男・辛東彬(シン・ドンビン)新会長がロッテホールディングス代表取締役副会長に就任したことで辛東彬会長の後継者指名が確実な状況となった。本人も、「これから辛格浩総括会長の意思を継承し、韓国と日本のロッテ事業のすべてに責任を負う姿勢で最善を尽くす」と自身の経営権継承が辛格浩総括会長の意向であることを強調していた。

しかし、今月27〜28日に予期しない事態が発生する。辛格浩総括会長は27日午前、辛東主前日本ロッテグループ副会長など5人の親族と共にチャーター機で来日。高齢で体と言葉が不自由な辛格浩総括会長の日本行きは長男である辛東主前日本ロッテ副会長が主導したと伝えられた。辛格浩総括会長は27日午後、日本のロッテホールディングスに現れ、辛東彬会長と佃孝之代表取締役副会長などを含む取締役6人を解任。解任された取締役6人は、この決定が「理事会を経ていない違法」とし、28日に正式理事会を開き、辛格浩総括会長を日本ロッテホールディングス代表取締役副会長から解任した。

この騒動に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「本当にドラマみたいだ」

「日本式の争いだな」

「辛東彬、本当に恐ろしいやつだ。こいつ日本人みたいで嫌いだ」

「ドラマの中の上流社会がここにある。人の欲には終わりが無いようだ」

「このケンカの結論は?どの株を買えばいいんだ?」

「こんな争いができるだけでうらやましい」

「ロッテって日本企業でしょ?」

「長男が父を背負って弟にクーデターを試みたが切り捨てられた。さらに弟は父をも放り出した。権力闘争には父も子もないな」

「韓国が発展途上から抜け出せない理由の一つが、企業の世襲がまかり通っていることにある。ロッテも同じだな」(翻訳・編集/三田)

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