慰安婦に関する自民党の提言案に、韓国政府が深刻な懸念「直ちに中断を」=韓国ネット「日本は韓国など眼中にない」「日本政府が恐れているのは…」

Record China    2015年7月29日(水) 17時59分

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28日、自民党が「慰安婦の強制連行を認めた河野洋平元官房長官の発言には問題がある」との趣旨を盛り込んだ提言案を政府に提出することについて、韓国政府が深刻な懸念を示した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2015年7月28日、韓国・聯合ニュースによると、日本の自民党が「慰安婦の強制連行を認めた河野洋平元官房長官の発言には問題がある」との趣旨を盛り込んだ提言案を政府に提出することについて、韓国政府が深刻な懸念を示した。

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日本メディアは同日、自民党の「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」が、旧日本軍慰安婦問題に関する国際社会の誤解を解くため、「1993年の河野談話は、強制連行は確認されていないとの認識を土台に作成されたにもかかわらず、河野元官房長官は談話発表後の記者会見で、『強制連行があった』と事実とは異なる発言をした」などと主張する提言書を政府に提出する方針だと報じた。

これについて、韓国外交部は韓国メディアの取材に対し、「日本政府は昨年、検証という美名の下に河野談話の毀損(きそん)を試みたのに続き、今度は政府与党の一部議員が旧日本軍慰安婦問題の真実を歪曲(わいきょく)しようとしている。これに対し、韓国政府は深刻な懸念を表明せざるを得ない」と述べた。また、「慰安婦被害者の募集・移送・管理などの強制性は国際社会がすでに認めた事実であり、慰安婦問題に対する歴史的真実と国際社会の厳正な評価は決して変わらない」と強調。「日本の政治家は、歴史歪曲の試みが国際社会からのより大きい反発につながることを認識し、直ちに中断しなければならない」と主張した。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本人は聞いてない。日本人はうそをつくことを何とも思わない人種。批判するのは時間の無駄」

「口で言っているだけでは何の意味もないよ。行動に移さないのなら、批判もするな。ほえるイヌはかまない」

「日本政府は韓国外交部など眼中にない。韓国政府は完全に無視されている。日本政府が恐れているのは韓国市民だ」

「日本大使を呼んで、やめてくれと頼め。こういうことが起きるたびに、韓国政府の対応に腹が立つ。情けなくて恥ずかしい」

「韓国政府はいつまで国民を失望させる?」

「日本の歴史歪曲については、中国と連携して対応していくべきだ。韓国政府が懸念を表明するだけで終わらせていい問題じゃない」(翻訳・編集/堂本

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