2015年7月28日、韓国・KBSは、近年韓国の富裕階層の若者の間で、声帯の整形手術が流行していると報じた。29日付で環球時報が伝えた。

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韓国では、テレビ司会者や客室乗務員といった特殊な職業を目指す人たちの間で声帯を整形する人がいたが、現在では若者全体に広がっている。具体的には声帯の特定の部位に神経をまひさせる薬品を注射し、低い声を作り出している。もともとは発声の障害を持つ人が行う手術だったという。

一方で、この手術を行う耳鼻咽喉科の専門家は、否定的な見方を示している。専門家は、手術で得た低い声を維持するには1、2カ月に1度注射を打つ必要があり、手術により声帯全体がまひしたり出血したりする危険性もあると注意を呼び掛けている。（翻訳・編集/内山）