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21日、米国のベビー用品メーカーはこのほど、中国で製造させたベビーベッド100万台に構造上の欠陥があり、乳児が窒息死する危険があるとして自主回収を決定した。資料写真。
2007年9月21日、中国のニュースサイト新華ネットの報道によると、米国消費者製品安全委員会は米国のベビー用品メーカーが中国で製造させたベビーベッド100万台を自主回収すると発表した。このベッドには構造上の欠陥があり、乳児が死亡する危険がある。
米国のシンプリシティ社が中国で製造したベビーベッドは、四方を囲む柵のうち可動柵の取り付け方を通常とは逆にすると、柵と寝台の間に乳児の首が挟まれ窒息する危険があるという。
委員会はこれまでに60件に及ぶ事故報告を受けており、2件の死亡事故を確認している。委員の1人は、今回の事故は中国側の製造に問題はなく、米国側の部品と設計に問題があると言及した。(翻訳・編集/本郷智子)
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