韓国首相、事実上のMERS終息宣言=「国民は不安を振り払い、日常生活を普段通り送ってほしい」―韓国メディア

Record China    2015年7月28日(火) 11時48分

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28日、韓国政府は中東呼吸器症候群の事実上の終息宣言を行った。写真はMERS流行後の韓国。

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2015年7月28日、中国新聞社によると、韓国政府は中東呼吸器症候群(MERS)の事実上の終息宣言を行った。

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韓国メディアによると、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相は同日、MERS対策会議を開き、事実上の終息宣言を発表した上で、国民に対し「不安を振り払い、日常生活を普段通り送ってほしい」と呼び掛けた。

黄首相は「厳正な国際基準に基づいた終息宣言にはまだ時間が必要との意見もあった」とした上で、「集中管理対象だった15病院がすべて管理を解除され、新たな感染者が23日間出ておらず、隔離対象者も全員が隔離解除された。医療界と政府は、国民はもう安心してもいいと判断した」と説明した。

5月20日にMERSの最初の感染者が確認されてから69日後に事実上の終息宣言が出された。ただ、現在治療中の感染者1人は遺伝子検査で陽性と陰性の反応が繰り返し出ており、正式な終息宣言は8月下旬以降になるとみられる。(翻訳・編集/柳川)

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