韓国造船業界が苦境に、海上プラットフォーム事業でも力不足で中国に破れる―中国メディア

Record China    2015年7月28日(火) 16時8分

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28日、観察者網は「韓国造船業界は深海探査で中国と競争し、力不足で敗れた」と題する記事を掲載した。写真は中国の海上石油プラットフォーム。

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2015年7月28日、観察者網は「韓国造船業界は深海探査で中国と競争し、力不足で敗れた」と題する記事を掲載した。

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韓国のサムスン、大宇などの大手造船企業はここ数年、海底から石油や天然ガスを掘削する海上石油プラットフォーム事業に巨額の資金を投じ、失敗して巨額の損失を出している。韓国企業は当初、タンカー事業で中国企業との競争に勝ち目がなく、新たな活路として海上石油プラットフォーム事業の攻略を試みた。しかし、原油の国際価格が下落して以降、世界各地で海上石油採掘への情熱は薄れた。韓国企業は経験不足も重なり、新たな市場を見出すことなく苦境に陥っている。

世界経済の低迷を受け、海運輸送力は世界的に生産能力過剰な状態が続き、新規造船受注も減少している。造船業界は世界的な苦境にあり、各国で政府支援を受けざるを得ない状態だ。韓国政府系シンクタンクの研究員は「造船需要の落ち込みにより、韓国三大造船企業の現代重工、大宇造船海洋工程、サムスン重工はそろって海上石油プラットフォーム事業に進出し、損失を補てんしようとしたが、大きな過ちを犯してしまった」と話している。(翻訳・編集/大宮)

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