抗日勝利記念の軍事パレード、反日色が強すぎで西側首脳陣欠席も、中国は朴大統領を熱望―仏メディア

Record China    2015年7月28日(火) 15時36分

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27日、仏RFI中国語版は、中国政府が9月3日に予定している抗日戦争勝利記念行事の軍事パレードについて、民族主義や反日的意味合いがあまりにも強いため出席を渋る指導者が多いだろうとする学者や外交関係者らの見方を伝えた。写真は中国人民解放軍。

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2015年7月27日、仏RFI中国語版は、中国政府が9月3日に予定している抗日戦争勝利記念行事の軍事パレードについて、50カ国以上の指導者が招待されているものの、民族主義や反日的意味合いがあまりにも強いため出席を渋る指導者が多いだろうとする学者や外交関係者らの見方を伝えた。

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中国政府は一貫して「軍事パレードは特定の国を想定したものではない」と強調している。しかし専門家は、西側指導者の多くは習近平(シー・ジンピン)国家主席と並んで中国の民族主義高揚と非和解的な軍事セレモニーを見ることに危惧を抱いていると指摘。現在までに出席が確実なのはロシアプーチン大統領とカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンといった上海協力機構メンバー国の首脳陣のみだ。

ある専門家は、西側指導者の不参加はたいした驚きではなく、中国政府が最も望んでいる出席者は韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領だとし、「もし朴大統領が主席しなければ軍事パレードの意義自体が不完全になるうえ、朴大統領が米国の圧力を受けたことを公にしてしまうことにもなる」と述べた。(翻訳・編集/谷)

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