晩婚・未婚が招く少子化、中国大陸出身女性の出産は急増―香港

Record China    2007年9月22日(土) 11時45分

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20日、香港政府は報告書『香港統計月刊』を発表。報告書は香港籍女性の晩婚化・未婚化がますます鮮明になっているうえ、結婚しても出産を遅らせる傾向にあり、出生率の低下を招いていると指摘した。写真は香港。

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2007年9月20日、香港政府は報告書『香港統計月刊』を発表した。同報告書は香港籍女性の晩婚化・未婚化がますます鮮明になっていること、また結婚しても出産を遅らせる傾向にあり、出生率の低下を招いていると伝えた。一方、香港籍男性と結婚した大陸出身の女性による出産数は年々増加し、2006年時点で1万人近くになったという。

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香港籍女性は厳しい競争社会の中、自らのキャリアアップに努めており、多くの女性が早期の結婚・出産に否定的だという。香港籍女性の出産数は81年の8万6751人から06年には6万5626人にまで減少している。

要因として挙げられるのは晩婚化。初婚年齢の平均値は81年の24歳から06年には28歳に上昇した。また結婚してもすぐには出産をしなくなっていることも少子化の要因となっているという。結婚してから出産までの期間は81年の平均15か月から06年には平均22か月と伸びている。一方、香港籍の男性と結婚した大陸女性の出産数は大きく増加しており、2001年の7190人から2006年には9430人にまで伸びている。(翻訳・編集/KT)

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