2015年7月22日、中国内陸の雲南省昆明市に「空中レストラン」なる飲食店が開業した。ダイニングスペースをクレーンでつり上げ、絶景を眺めながらの食事が楽しめる。中国メディア・テンセント（騰訊）が伝えた。

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中国でこのような飲食店が開業するのは初めてではないが、多くの市民の興味をひいているようだ。クレーンでつられるダイニングスペースは四辺に柵を設けておらず、スリル満載。周囲には多くの市民がやじ馬となり、食事風景を撮影していた。

長さ4．5メートル、幅3メートルのスペースに10人掛けのテーブルが一つ。各座席にはシートベルトが付いている。調理師とホールスタッフが1人ずつ同乗して料理をサーブする。1日1組、ランチタイムのみの提供で、所要時間は1時間半から2時間。高さ30メートルまで上昇しての食事のお値段は、1人当たり8888元（約17万7000円）だという。ある利用客は、「上空はかなりの強風でスリリングだったけど、涼しかった。郊外の湖まで見えて絶景だった」と語っている。（翻訳・編集/愛玉）