人気アニメ『ちびまる子ちゃん』ラッピング電車が運行へ=中国、韓国、台湾など外国人観光客増狙う―ゆかりの清水を走る静岡鉄道

八牧浩行    2015年7月26日(日) 17時0分

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人気アニメ『ちびまる子ちゃん』のキャラクターたちをラッピングした電車が7月27日から1年間、静岡市の静岡鉄道新静岡〜新清水間を走行する。写真は『ちびまる子ちゃん』ラッピング電車。©さくらプロダクション/日本アニメーション。

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2015年7月、人気アニメ『ちびまる子ちゃん』のキャラクターたちをラッピングした電車が27日から1年間、静岡市の静岡鉄道新静岡〜新清水間を走行する。

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『ちびまる子ちゃん』は、静岡県清水市(現:静岡市清水区)を舞台に、そこに暮らす一家・さくら家の次女である小学3年生のまる子(さくらももこ)と家族、友だちとの、ほのぼのとした日常を描いた作品で、これまでに50以上の国と地域で放送され、人気を博している。特に中国、韓国、台湾、香港などで大人気で、北京では「ちびまる子ちゃん」フェアが7月17日からスタート。9月6日まで「夢」をテーマに開催されている。

ちびまる子ちゃん電車を企画したのは、静岡市、静岡鉄道と「ちびまる子ちゃんランド」(清水区)を運営するドリームプラザ。ちびまる子ちゃんのアニメは、1990年の放映開始から今年で25周年となるため官民が連携した。静岡市への内外観光客の誘致が狙いで、特に中国、韓国、台湾など近隣諸国からの旅行客の増加を期待している。

ラッピング電車は、ピンクの車体に、まるちゃんやたまちゃん、花輪君などおなじみのキャラクター17人が描かれている。

27日には「ちびまる子ちゃんラッピング電車」の出発式が、静岡鉄道の新静岡駅で開催される。ラッピング電車は、2両編成で、新静岡駅と新清水駅間を1日13〜19往復する予定。市内のゆかりの場所を巡るスタンプラリーの実施や、ちびまる子ちゃんとのコラボ商品の販売も検討している。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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