2015年7月24日、韓国・マネートゥデイによると、国際通貨基金（IMF）が、安倍晋三首相の進める経済政策「アベノミクス」により、日本が金融政策に過剰に依存しているとして警告した。

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IMFは23日（現地時間）、日本経済に関する年次審査報告書を発表した。この中で、「円安が進むにつれ日本企業の国際競争力は高まったが、輸入が縮小した」とし、「決断力ある構造改革を伴わない追加的な量的緩和は、国内需要を委縮させるだけでなく、円安への過剰依存をもたらし兼ねない」と指摘した。また、日本の新たな経済改革策として、労働市場の供給拡大のための政策と、農業・サービス業分野の規制緩和を求めた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「どうせ忠告を聞かないだろう。円安は長期的には損になるけど、経済を一時的に回復できるから、自分（安倍首相）の任期中は経済を再生させた首相として美化される」

「反省しない安倍。警告のような事態が一日も早く現実になることを望む」

「日本がつぶれる確率より、韓国がつぶれる確率の方が高い」

「日本経済を心配してる場合か？日本はいくら大変だと言っても、経済大国、先進国だ。韓国はもう運も尽きた。人口も減り、高齢化し、職もなく、どうしようもないね」

「日本は20年のデフレから脱出するために何百兆も使ったらしい。経済大国の日本だから耐えられたんだ。韓国は、たった1年まねしようとしても、すぐにデフォルトだね」

「日本の大卒就職率は99％、高卒は97％だ。認めるべき点は認めよう。アベノミクスは『クネノミクス』よりはまし」

「少なくとも経済については、安倍は日本にとってうまくやっている。韓国はそんな日本人を見ながら経済に手をこまねいている。これが日韓の差だ。日韓はもう経済戦争が始まっているし、韓国は日本帝国の侵略に何もできないままだ」（翻訳・編集/和氣）