2015年7月22日、韓国・聯合ニュースは「中国は経済、国防など多くの領域で日本を超えている」とする記事を掲載した。環球時報（電子版）が伝えた。

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日中戦争で苦渋をのんだ中国は今、経済成長により徐々に日本の先を行くようになった。韓国成均館大学国際関係学の専門家は「日本と中国の争いはすでに多くの分野で終わりを迎えている」と話す。

日本が長期不況の影響で、中国に後れを取り始めたのは5年前だ。国内総生産（GDP）だけでなく、株式市場の時価総額も中国に追い越された。さらに、中国はアジアインフラ投資銀行（AIIB）の設立を主導。英国やドイツなど57カ国が参加を表明した。中国の専門家は人民元が2年以内に日本円を超え、世界4番目の国際通貨になると予測している。

中国は軍事力や情報技術（IT）でも日本を先行している。兵力や防衛予算は日本を超えた。特に海軍力は今年初めて日本を上回り、最新鋭の空母や潜水艇を導入した。IT分野でもアリババの上場、インターネット企業大手・百度（バイドゥ）などの躍進が世界の注目を集めている。スイスの国際経営開発研究院が発表した15年の国家競争力ランキングで、中国は22位、日本は27位となっている。（翻訳・編集/大宮）