2015年7月22日、ジョン・ウー（呉宇森）監督「THE CROSSING」の後編「太平輪：驚濤摯愛」の記者発表会が行われ、俳優の金城武、女優のチャン・ツィイー（章子怡）らが出席した。聯合報が伝えた。

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昨年公開された「中国版タイタニック」こと「THE CROSSING」の後編が、中国で今月30日に封切りを迎える。2004年の映画「LOVERS」以来、約10年ぶりに金城武と共演を果たしたチャン・ツィイーは、「全然老けない。10年前よりステキになった」と絶賛。これに対して金城武も、「以前と変わらず美しい」と語り、お互いにほめ言葉を贈っている。

すでにアラフォー世代の金城武だが、前編では学生役を演じた。実年齢と違う役を演じるのに、やや戸惑いとプレッシャーを感じたことを明かしている。初恋の相手となる日本人少女に扮（ふん）した長澤まさみのピュアな様子や、脚本にあるみずみずしいセリフが、「過去の感覚を取り戻してくれた」と語っている。

初恋の女性を何年も待ち続けるいちずな男性役だが、自分の中にも「同じような部分がある」という。「今のように通信手段が発達した時代でも、もし愛する人がいれば、相手が返してくれなくても電話をかけ続けるだろう」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）