日中関係は今後さらに悪化へ、武力衝突のリスクも否定できず―前豪首相

Record China    2015年7月24日(金) 11時18分

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22日、ケビン・ラッド前豪首相は日中関係のさらなる悪化を予想し、武力衝突もありうると懸念を表明した。

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2015年7月22日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトによると、ケビン・ラッド前豪首相が日中関係は今後さらに悪化すると指摘した。

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オーストラリア首相、アジア協会政策研究所所長のケビン・ラッド氏は21日の電話会議で、日中関係の今後に関する見通しを披露した。21日に日本の防衛白書が閣議で了承されたが、中国が東シナ海でガス田の一方的な開発を進めていることについて言及し、名指しで中国を批判した。

日中は経済的関係が深いが、政治的な対立が両国の貿易と投資に悪影響を及ぼしているとラッド所長は指摘。間もなく発表が予定されている安倍談話もまた日中関係、ひいては米中関係に影響を与えかねないと懸念を示している。また、日中の対立は政治分野にとどまっており、衝突に発展しないよう両国が努力していると評価した。しかしながらアクシデントが原因で武力衝突に発展する可能性は過小評価してはならないと指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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