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19日、湖北省武漢市内の重工業会社が、「蘇州夜曲」に歌われて日本でも有名な寒山寺(江蘇省蘇州市)の鐘を鋳造。写真は鐘をトラックに載せている場面。
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2007年9月19日、湖北省武漢市内の重工業会社が、「蘇州夜曲」に歌われて日本でも有名な江蘇省蘇州市寒山寺の鐘を鋳造した。
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鐘は高さ8.5メートル、直径約5.2メートル、重さ108トン。巨大な鐘の正面には“古寒山寺”の文字と『妙法蓮華経』からとった7万0024字の銘文が刻まれている。また、鐘の内側には美しい「仙女飛天図」が描かれている。鐘は車輪74輪、最大積載量200トンの超大型トラックに載せられて湖北省から江蘇省の寒山寺まで運ばれる。
寒山寺はこの7月、重さ390トンの石碑の建造に着手していた。こちらは年末にも完全公開される予定。工事は着々と進められており、来年の春節(旧正月)には唐代の詩人、張継の詩『楓橋夜泊』に詠まれる情景が望めそうだという。(翻訳・編集/YO)