日本人男性が中国で1000キロの自転車旅、「善良な中国人」の恩人探し、平和を呼び掛け―中国紙

Record China    2015年7月22日(水) 10時31分

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21日、中国・新文化報は、中国で自転車の旅をする日本人男性について伝えた。写真は葫蘆島。

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2015年7月21日、中国・新文化報は、中国で自転車の旅をする日本人男性について伝えた。

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友人と自転車で中国を旅している丸山巌さんは、1935年に中国・黒竜江省ハルビン市に生まれ、終戦翌年の46年にハルビンから遼寧省葫蘆島に渡り、日本に帰国した。終戦70年を迎え、丸山さんは今月16日に友人とハルビンから出発し、葫蘆島まで970キロの自転車の旅に出た。日本に引き揚げたルートをたどることで平和を呼び掛けたいとしている。

自転車旅の出発前には、ハルビンで当時世話になった中国人の恩人を探したが、所在はつかめなかった。丸山さんは2年前にも自転車で中国を旅しており、その途中で現地の人に何度も助けられたという。それもあって、丸山さんは「善良な中国人」と何度も口にしていた。

20日には吉林省の吉林大学で日本語を学ぶ中国人学生と交流。学生から、安倍政権や安保法案について聞かれると、安倍首相の考えを理解できず、日本には丸山さんと同じ平和を愛する人が多いと語った。さらに、今の日本の若者は中国を誤解しているため、日中の若者にはもっと交流してほしいとの願いを話した。(翻訳・編集/内山

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