首都空港3号ターミナルビル、祈祷室やベビールームなど「気配り」装備が充実―北京市

2007年9月20日、現在建設中の北京首都空港3号ターミナルビルの装備が紹介された。エリア番号T3BとT3Cには宗教の信者に便宜を図るため祈祷室を2か所設置し、絨毯や聖水、椅子などを用意する。また、すべてのトイレのそばにベビールームを設置する。おむつ交換台や給湯器を備え、赤ちゃん連れ客の不便を解消する。

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同ターミナルビルは完成後、一日に1千万人以上の乗客が利用することを見込んでいる。乗客の心臓発作など万が一に備え、主要な場所にAED（自動対外式除細動器）を設置する。長い待ち時間に飽きてしまう子どもたちのために、プレイゾーンを設け、アニメ上映や玩具の用意をするという。

荷物受取所のターンテーブル付近に更衣室を4か所設置し、季節が違う国から来た乗客に便宜を図るなど、細やかな気配りが感じられる設計になっている。（翻訳・編集/WF）