中国人侮辱のスペインテレビ局が抗議を受け態度一転、華人絶賛の番組を放送―中国紙

Record China    2015年7月20日(月) 6時30分

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18日、環球時報は記事「スペインテレビ局が華人のポジティブなイメージを報道、侮辱報道の謝罪との指摘も」を掲載した。華人団体は抗議によってテレビ局の姿勢が変わったとの見方を示している。写真は中国とスペインの国旗。

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2015年7月18日、環球時報は記事「スペインテレビ局が華人のポジティブなイメージを報道、侮辱報道の謝罪との指摘も」を掲載した。

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スペイン華字メディア・欧浪網によると、スペインのテレビ局チャンネル5は先日、「スペインの中国パワー」と題した番組を放送した。中国人が経営する商店、衣料品店、ネイルサロン、美容院、レストランなどを紹介。毎日朝早くから夜遅くまで営業し、値段も安く優れたサービスを提供している華人経営のお店はスペイン人の人気を集めていると評価した。

これまでチャンネル5は何度も華人を侮辱したと批判され、訴えられている。2014年には中国式の衣装を着た人物が「中華レストランには犬肉も猫肉もなんでもあるぞ」と発言する一幕があったほか、「中国人と犬の立ち入りを禁ず」との張り紙があるバーがドラマに登場して問題となった。今回の番組はチャンネル5の姿勢が真反対に転じたことを印象づけた。

この態度変更にスペインの中国人団体は歓迎する姿勢を示している。訴状を送った後、テレビ局側は慌てて和解の話し合いを求めてきていると明かし、華人という日増しに強大化しつつある社会グループを侮辱したのだから恐れるのも当然だと胸を張った。華人が団結し、法律を駆使して自分たちの権利を守れば、華人を誤解しているメディアをも動かすことができると結論づけた。(翻訳・編集/増田聡太郎

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