2015年7月17日、韓国のテレビ局SBSによると、日本政府は慰安婦問題の認識に誤解を与えるとの理由から、ベルギーの日本大使館ウェブサイト上のブログの削除を決めた。

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報道によると、日本政府はNATO（北大西洋条約機構）に派遣された女性自衛官幹部が今年3月、ベルギー日本大使館のウェブサイトで公開しているブログに掲載した文章を近く削除する方針を固めた。ブログには、国連の慰安婦報告書を作成したクマラスワミ氏に会った後、「とても穏やかで徳が感じられる方」とする部分があったという。クマラスワミ氏は1996年に国連のレポートで慰安婦を「日本軍の性奴隷である」として、日本に謝罪と賠償を勧告した人物だ。

日本政府は17日、慰安婦の強制性を否定する日本の立場を国際社会が誤解することになるとして、文章を削除するよう指示した。なお、この文章には慰安婦報告書の内容についての言及はなく、クマラスワミ氏に会った感想のみであった。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「やっていることが稚拙だ。このような日本の行動を見ると、日本より中国の方が優れていると思う」

「こんなことまでして…。日本の右翼政治家たちが日本を崩壊させる」

「日本は国民意識、経済、技術力は高いのに、なぜ政治家の精神レベルは低いのか。もう一度考えてみる必要がある」

「反省して謝罪しなければ天罰が下るぞ」

「まだこんな事をやっているのか」

「日本が民主国家なのか疑わしい。言論統制までして…、共産国家と同じではないか」

「韓国も朝鮮戦争時に慰安婦制度を運営していた。日本だけがしていたのではない。よって、慰安婦に関して韓国が日本に意見するのは自分の顔にも泥を塗ることになる」

「過去をすべて消し去りたいのだろう」

「極右の恥知らずたちが政治をしているから、国民と隣国は疲れる」

「自ら人としての道を生きることを放棄したかのような行為だ」

「やっていることが、朴槿恵（パク・クネ）とそっくり」（翻訳・編集/三田）