訪日中国人の“爆買い”クルーズ=「妻の気が狂ったのかと思った」―中国ネット

Record China    2015年7月18日(土) 21時8分

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15日、中国のインターネット上にこのほど、訪日中国人の“爆買い”をレポートする記事が掲載された。写真はフェリー。

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2015年7月15日、中国のインターネット上にこのほど、訪日中国人の“爆買い”をレポートする記事が掲載された。

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福岡県のキャナルシティ博多では、ガイドが観光客に船に戻るよう呼びかけて回っていた。出発時間が迫っていたためだ。しかし、梁(リアン)さんは隅の方で腰をかがめて携帯電話で電話していた。彼には3つの任務があった。山のように積まれたショッピングの“戦利品”の番をしていること、チェックの目が厳しい国内の親戚に買ったものがあっているか確認すること、ネットで妻の株の状況を見ることだ。彼は妻と子ども、母親と妻の母の5人で日本を訪れた。

1隻のフェリーには、中国人観光客が5000人近く乗っていることもある。帰国する前に数時間のショッピングの時間があるが、彼らはこのわずかな時間で1人平均750ドル(約9万3000円)を消費する。2014年には、合わせて91隻のフェリーが中国から福岡を訪れたが、今年は3倍にのぼるとみられている。コスタクルーズやロイヤル・カリビアン・インターナショナルといった有名な船会社もアジアクルーズを増やしている。キャナルシティ博多によると、以前は富裕層の中国人が訪れていたが、今では中流層が中心。船に積めるだけ買えるので、買い物目的の中国人には人気だという。

梁さんは「買った商品の3分の1は自分たちのもの。残りは親戚のため」といい、そばには炊飯器6台、自動掃除ロボット4台、空気清浄機2台、血圧計、魔法瓶、電動歯ブラシ、マッサージ器などが積まれていた。彼は、「妻の気が狂ったのかと思ったよ。でも気にしない。彼女の株が下がり続ければ、しばらく日本には来られなくなるから」と話していた。(翻訳・編集/北田

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