安藤忠雄氏、新国立競技場は「デザイン案を維持し、コスト削減を」―米メディア

Record China    2015年7月17日(金) 17時28分

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16日、ロイター通信によると、新国立競技場の建設費が膨れ上がっている問題で、デザイン選考の委員会で委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が記者会見し、自身に責任はないと述べた上で、関係者がコスト削減を検討する必要があると主張した。資料写真。

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2015年7月16日、ロイター通信によると、新国立競技場の建設費が膨れ上がっている問題で、デザイン選考の委員会で委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が記者会見し、自身に責任はないと述べた上で、関係者がコスト削減を検討する必要があると主張した。

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安藤忠雄氏は16日、東京都内で記者会見し、東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の総工費が当初予定の1300億円から2520億円に膨れ上がっていることについて、自身の責任はないと述べた。2012年に行われたデザイン選考の審査委員会で委員長を務めた安藤氏は、デザインコンクールで最優秀賞となったザハ・ハディド氏のデザイン案は維持すべきだと主張した。

審査委員会は総工費1300億円を前提にザハ氏の案を選んだと主張し、その後、総工費が2520億円にまで上がっていることについて責任はないと述べた。また、「私もなぜ2520億円にまで上がっているのか聞きたい」と述べ、「1人の国民として、なんとかならないかと思う」と、コスト削減が必要であるとの見方を示した。(翻訳・編集/蘆田)

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