韓国国家情報院、「ハッキングソフト購入は北朝鮮対策」と説明もGalaxy S6 edge盗聴を計画=韓国ネット「北朝鮮で使われてんのか?」

Record China    2015年7月17日(金) 20時16分

拡大

15日、韓国・ハンギョレによると、韓国国家情報院が、ハッキングソフトウエア販売企業に、Galaxyのスマートフォンが盗聴できる機能を要求していた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真はGalaxyの広告。

(1 / 2 枚)

2015年7月15日、韓国・ハンギョレによると、韓国国家情報院が最近、ハッキングソフトウエアを販売するイタリアの企業Hacking Teamに、サムスンGalaxy S6 edgeを初めとする最新のアンドロイドOS Android 5.0(Lollipop)がインストールされているスマートフォンの通話内容が盗聴できる機能を要求していたことが分かった。

その他の写真

ハンギョレがHacking Teamの内部サーバーから流出した電子メールを分析した結果、Hacking Teamの従業員エンリコ・ファレンティーニ氏が先月15日、社内宛てのメールで「韓国のクライアント(国家情報院)から、『Galaxy S6 edgeなど、Lollipopがインストールされているスマートフォンの通話内容を保存できるアプリがすでにあるのに、Hacking Teamの通話モジュールには(通話内容の録音機能が)ない』という苦情が来た」との内容を送信していた。

同氏は「クライアント(国家情報院)が3回も同じ質問をしてきた」とし、「以前のバージョン(Android 4バージョン)とは構造が異なるため、傍受モジュールはまだ動作していないと丁寧に回答した」と述べた。また、「なぜ傍受モジュールが動作していなのか、その原因と詳細な技術仕様を教えてもらいたいと催促してきたので、Hacking Team内の通話モジュール開発者に支援を要請した」と説明した。Hacking Teamは今月初めの段階で、まだこの機能の開発に成功していない。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「ハッキングソフトは北朝鮮対策のために購入したと言っていたが、北朝鮮の工作員はGalaxy S6 edgeを使っているんだな?」

「サムスンは北朝鮮でGalaxy S6 edgeを販売するつもりなんだよ」

「きっと金正恩(キム・ジョンウン)が使っているんだ」

「国家情報院の盗聴を避けるためには、iPhone使わなければならないようだ」

「iPhoneの販売台数は急増だろうね。逆にサムスンの売上高は激減だ」

「サムスン、LGの携帯電話の盗聴は当たり前だと思う。外国製のスマホを買った方が良い」

「まったく、国民をバカにしている」

「60〜70年代の軍事独裁時代に戻ったようだ」

「国家情報院なんて必要ないだろう」(翻訳・編集/三田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携