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17日、浙江省温州市で、ゼブラゾーンで減速しなかったために、処罰の免除措置として「スピード落とせ」の標識を持たされる男性。顔を手で覆っている。
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2007年9月17日、浙江省温州市で、ある男性がゼブラゾーンで減速しなかったために、処罰の免除措置として「スピード落とせ」の標識を持たされている。
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温州市交通警察は16日、今月13日から10月末まで、車両のゼブラゾーンで減速しない、歩行者がいるのに一旦停止しないなどの違法行為を厳しく取り締まる方針を発表した。違反した者は、実刑を免除されるには車両に減速を促す標識を持つという選択肢がある。
当局の説明によると、市内のとある場所では事故が多発しており、今月6日には、2人の小学生がゼブラゾーンで急発進してきた車に轢かれて亡くなるという痛ましい事故が発生したという。
違法運転のドライバーを交通整理に参加させることで、タクシーやトラックのドライバーの交通安全に対する意識を啓発することが目的。しかし、多くのドライバーは、処罰の免除措置に“ばつの悪さ”を感じ、自ら進んで処罰を受けるという。(翻訳・編集/YO)