大学ランキング、中国は本当に日本を超えたのか?―中国メディア

Record China    2015年7月16日(木) 9時16分

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15日、大学ランキングが発表されるときには、いつも熱い論争が巻き起こる。

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2015年7月15日、大学ランキングが発表されるときには、いつも熱い論争が巻き起こる。このほど、権威のある英国の情報誌タイムズ・ハイアー・エデュケーションで2015年度アジアの大学ランキングTOP100が発表された。中国本土の有名校は合わせて21校ランクインし、初めて日本を上回ってアジアのTOP100大学の最多保有国となった。中国の有名校は現在アジアのどのレベルなのか?中国は本当に「アジアナンバー1」になったのか?

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両国を比べてみると、日本の教育業界は財政圧縮の影響を受けている。タイムズ・ハイアー・エデュケーションの編集者で、アジアの大学ランキングの編集長を務めるフィル・ビーティー氏は「資金削減に加え、保守主義、自己満足やグローバルへの抵抗感が日本に影響している」と強調した。2015年のアジアの大学ランキングの中で、ランクイン数は低い数字を保っているものの、ランクインした日本の多くの大学が下降線を示している。

アナリストによると「中国本土の大学がアジアのランキングで上昇し続けるのは、外国人留学生が中国への留学をより多く希望するのもあり、中国は日本に代わり外国人学生の留学受け入れ先になった。ビーティー氏は「アジアはヨーロッパ、北アメリカに続いて高等教育のスター地域になった。「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」の世界大学ランキングコラムの最新資料によると、アジアの多くの一流大学は西洋の一流大学と互角に渡り合っている。中国はまさにこの地域のリーダーであり、学術分野への地道な継続的投資とグローバル化への発展的戦略は積極的な影響をもたらす。このことはその他のアジアの国が学ぶに値するモデルだ」と語った。

当然、中国の大学には論文の量と質のバランス、教育と研究のバランスなどにおいて、依然として満足に値しない問題が存在している。ビーティー氏は「中国の教育における需要と供給バランスには依然として問題を抱えている」と指摘する。

関係者は「我々の教育はいまださまざまな問題が残っているが、それは成長過程においての苦悩としてみることができる。こうした第三者からのランキングとデータ統計は、我々により多くの自信を与えてくれるかもしれない」とみている。(提供/人民網日本語版・翻訳/JK・編集/武藤)

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